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大豆生田商店 じゃがいも入り焼きそば

Posted by これトチ! : 2012年4月12日

みなさんこんにちは、これトチ!です。

今回ご紹介するのは、栃木市でB級ご当地グルメとして売り出し中の“じゃがいも入り焼きそば”で人気の店『大豆生田商店』さんです。 

栃木市は、栃木市・大平町・藤岡町・都賀町の1市3町が平成22年3月に合併し栃木県で4番目に人口の多い市となりました。また、平成23年10月には西方町も合併となりました。東京からは電車でも、高速道路利用でも、約1時間と近年東京のベッドタウンとしても注目されています。 

茨城、栃木、群馬、埼玉の4県の県境が接する稀有な地域でもある同市は、昔から流通の拠点とされ「渡良瀬川(わたらせがわ)」、「思川(おもいがわ)」、「巴波川(うずまがわ)」、「永野川(ながのがわ)」などの豊かな水路を通じて江戸時代から物資の流通が活発で、商業を中心に発展してきた都でもあります。そんな商都の面影を残す栃木市は、「蔵の街」としても有名。街には多くの蔵が点在し、週末には多くの観光客が訪れる自然豊かな都市です。 

焼きそばにじゃがいもなんて・・・」という方もいると思いますが、地元の人からすればこれが普通の焼きそばなのです。 

大豆生田さん=かなりの珍名と思いきや、栃木では結構ある苗字とのこと。こちらの大豆生田さんは、“おおまめうだ”とお読みしますが、中には“おおまみゅうだ”や“おおまみうた”とお読みする方もいるそうです。(参考:全国苗字ランキングでは全国に245世帯、8321位。ちなみに1位は鈴木さん)

店舗は、東武日光線・JR両毛線 栃木駅から北西に徒歩20分ほど。車でお越しの方は、東北自動車道 栃木ICから栃木バイパス(栃木街道)を佐野方面に南下し10分弱走った環状線沿いにあります。 

あたかも“豚骨ギトギトラーメン店”をホウフツとさせる真っ赤な看板が目立ちますが、交通量の多い街道沿いのため結見落とされがちなのだとか。 

今回取材でお話をお伺いしたのは、2代目店主の大豆生田一夫さん。

最近のB級ご当地グルメブームでメディアの露出も増え、栃木市の“じゃがいも入り焼きそば”といえばこちらの『大豆生田商店』さんが有名です。栃木市でも数少ない焼きそば専門店となったのは4年ほど前からで、以前は駄菓子屋兼たばこ屋兼クリーニング屋さんをしながら、店の片隅で焼きそばを焼いていたそうです。店自体は40数年の歴史があり、ずっと変わらぬ場所で地元の皆さんに愛されながら家族で行っているのだとか。

今でこそB級ご当地グルメとして人気の“じゃがいも入り焼きそば”ですが、そのルーツは戦時中の食糧難の時代、少しでも腹の足しになればと始まった、“嵩増し(かさまし)”からではないかと言われています。 この “じゃがいも入り焼きそば”は、栃木市だけのものではなく、県東部は真岡市あたりから西部は足利・群馬県太田あたまで見られる焼きそばです。

しかしながら、栃木市の“じゃがいも入り焼きそば”の地位を確固たるものにしたのは、今回取材にご協力いただいた『大豆生田商店』さんをはじめとする「じゃがいも入り栃木やきそば会」加盟店(現在16店舗が加盟)の皆さんと、「栃木市観光協会」の努力の賜物だと思います。

※「じゃがいも入り栃木やきそばMAP」が栃木市観光協会のホームページから入手できます。 

そんな話を伺っていると・・・

「これは甘いソースの方なんですけど。」と、初代店主の大豆生田トクさん(一夫さんのお母さん)が、店のもうひとつの売りでもある“いもフライ”を持って来てくれました。

“じゃがいも入り焼きそば”同様、この店の人気メニュー(といっても、メニューは焼きそばといもフライのみですが・・・)“いもフライ”を始めたのは平成22年の1月からとのこと。 “いもフライ”に付けるソースは甘めの「フルーツソース」と甘酸っぱい「蔵の町ソース」の2種類があり、好みによって選ぶこができます。 

焼きそばにも使用するじゃがいもは、基本的に北海道産男爵を使用。その時期によって多少産地を変えているそうですが、そのじゃがいもを丁寧に蒸し上げて料理に使用しています。ただ、この蒸しが結構年季がいるそうで、蒸し過ぎるとボロボロに崩れてしまい、逆に蒸しが足りないと食感が良くないため、この蒸しには結構気を使っているのだとか。 

店の看板娘?大豆生田トクさんが愛情こめて作ってくれました。

 じゃがいも入り焼きそば
いか・じゃがいも入り焼きそば
値段も大満足

“じゃがいも入り焼きそば”は2種類です。

基本の“じゃがいも入り焼きそば”は、豚ひき肉の出汁(肉は入っていません)を使用して風味を加えています。“いか・じゃがいも入り焼きそば”は、イカの風味をより味わってもらうために生イカの出汁を使用するこだわりです。B級グルメといえどもこだわりを感じる一品です。

写真は両方とも並盛りです。もちろんお値段・ボリュームも大満足。 麺にも当然のこだわりがあり、こちらで使用している麺は、ゆで麺ではなく蒸し麺。地元栃木市の麺を使用し、モチモチとした食感を出すためにあえて「二度蒸し」の麺にこだわっているのだそうです。そのため、麺自体の色合いが市販の焼きそばとは明らかに違い、独特の“ソース色”をしており他の地域のご当地焼きそばよりも若干細めの麺です。細い分、余計な油がつかないためか冷めても美味しく戴くことができます。 

味付けは小さな子供からお年寄りまで万人受けをするようにと、栃木県産の3種類のソースをブレンドし、多少甘めのソースですがスタンダードに仕上げてあるとのこと。甘めが苦手な方には、テーブルに胡椒、七味、辛めのソースなどが置れており、好みで調整することが出来ます。

大豆生田商店』さんの売りは、万人に愛される優しい焼きそばと“元気なお母さん”。』今年69歳になられる大豆生田トクさんに元気をもらいに、取材中も多くの方が焼きそばを買いにいらしておりました。

アツアツのできたてを店内で食べるもよし、テイクアウトもOK

心温まります・・・

今回の取材にご協力いただいた大豆生田一夫さん(写真左側)、大豆生田トクさん(写真右側)

ありがとうございました、今度は家族でうかがいますね♪

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《お店情報》

住  所:栃木市薗部町2-19-32 TEL:0282-22-3796

営業時間:10:00~19:00(全日) 定休日:月曜日(祝日の場合は営業)

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《推薦者情報》

大豆生田商店を推薦していただいたのは、㈱浅沼経営センターにお勤めのR・M(匿名希望)さんです。

《R・Mさんからの推薦コメント》

『栃木市バイパス沿いの素朴な店構え。B級グルメにふさわしいチープ感と、どことなく漂う昭和の雰囲気・・・・・。

焼きそは、一皿350円!安すぎる。並盛りですが、大盛です(笑)。ポテトなどという上品なものではなく、

大きなじゃがいもがごろごろ、ザク切りのキャベツもたっぷりで大満足間違いなし。

ソースが濃厚でよーくしみこんでいてとてもおいしいです。一見地味なお店ですが、口コミで人気が広がり

有名TV局はじめメディアの取材を結構受けています。新メニュー『蔵の街ソースいも串」もおすすめ!』 

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《取材情報》

取材日:2011年9月28日(水)

取材者:門田見、内藤、松崎

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