みなさんこんにちは、これトチ!です。
今回ご紹介するのは、さくら市喜連川にある35周年を迎えた『伝えたい味 多可瀬』さんです。
天然の旬の食材にこだわり、伝統手法で作る純正発酵調味料を使用し、安心・安全な日本料理をお届けしています。
お店は国道293号線沿い、坂道を上っていく途中にあります。
趣が感じられる店構えです。
また、店内には囲炉裏付きの個室もあります。
取材にご対応いただいたのは、店主の髙瀬敬二様です。
今から35年前の昭和52年、伊豆の三島で修業していたご主人が33歳の時に、実親が所有していた喜連川に
たまたま遊びに来て、この土地が気に入り店を構えたとのこと。
「多可瀬」という店の名前は、書道の先生が書いてくれた髙瀬様の変体仮名の“多可瀬”
気に入って、そのまま店名にしたそうです。
今回いただいたのはこちら
●ミックスフライ (1,838円(税抜))
大えび一匹・カニクリームコロッケ1個・ヒレカツ2枚にあさりの味噌汁。特にエビは大きくプリップリで堪能させていただきました。
●特上江戸前鮨 (2,625円(税抜))
器ににぎりと見事な手切りした笹も添えられて鮮やか! また、ひとつひとつを美味しくいただきました。
笹は防腐剤代わりにもなるとおっしゃっていました。
●白和え
きゅうり・海老などの食材と塩麹を使っているそうです
●梅干し
7月30日に土曜干した出来たての梅干です。
添加物を一切使っていないので100年は大丈夫と高瀬社長談。
ちなみに、今回いただくことはできませんでしたが、35周年の感謝を込めて、おすすめ新メニューとして「蝦夷バフンウニ丼」(2,980円(税抜)・北海道利尻・礼文産。
舌に絡みつく濃厚な旨味とコクに食欲が加速する多可瀬イチオシ商品、幻の豚と言われている塚原牧場さんの梅山豚(メイシャントン)を使用した「梅山豚ロースとんかつ」(2,100円(税込)・あっさりとした絶妙な脂身が特徴、豊かな味わいが口の中に広がります)があるそうです。
※「梅山豚」(メイシャントン)とは、中国の太湖豚系の原種豚であり、世界一の多産豚。
1990年に中国政府が輸出禁止項品目に指定したため、日本で飼育されているのは、農林水産業と塚原牧場さんを合わせて100頭前後しかいないそうです。
また、梅山豚を使用した「しゃぶしゃぶ」も自慢の一品とのこと。
沸騰しない土鍋でいただくしゃぶしゃぶは、今までに無い柔らかな火入れでお肉がいっそう美味しくなるそうです。
今回の取材にご協力いただいた皆様です。中央が店主の髙瀬敬二様です。
基本と素材を大切にして、伝統の味を「伝えたい」という気持ちが感じられる取材でした。
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《お店情報》
「伝えたい味 多可瀬」
住 所:さくら市喜連川5557
電話番号:028-686-2883
営業時間:11:00~14:00
17:00~21:00(オーダーストップ)
定休日 :水曜日
駐車場 :あり(40台程度)
※お店のホームページはなし
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《推薦者情報》
「伝えたい味 多可瀬」さんをご推薦して下さったのは、株式会社花のギフト社の、益子博美さんです。
《益子さんからの推薦コメント》
親しいカメラマンに、お仕事で日本中の美味しいものを撮影している方がいらっしゃいます。
その方に、「栃木県でお薦めのお店は?」と尋ね「多可瀬」さんを教えていただいたことから、
出会いが始まりました。
ご主人の様々なものへのこだわりには強いものがあり、感心させられることばかりです。
栃木県内ではここでしか味わえないものがいくつもあります。
皆さんぜひ、「伝えたい味 多可瀬」さんへお越しください!
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《取材情報》
取材日:2012年8月10日(金)
取材者:加茂田・益子・田部井・黒﨑・松﨑