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日本最古のリゾートホテル ”日光金谷ホテル” 『歴史編』

Posted by これトチ! : 2012年3月30日

みなさんこんにちは、これトチ!です。

現存する日本最古のリゾートホテルとして、そして日光を代表する日光金谷ホテル、今回はその歴史をご紹介します。 

お話を伺ったのは、日光金谷ホテルの小杉販売促進部長さんです。ちなみに、小杉部長は別名、金谷ホテルの生き字引と言われる方で、館内ツアーのガイドもなさっています。 

日光金谷ホテルの歴史は、今から141年前(明治4年)、日光を訪れたが宿がなくて困っていた一人のアメリカ人を見かねて、金谷善一郎さんが自宅に招いて泊めてあげたことから始まります。

実はこのアメリカ人は、宣教師であり、医者であり、ヘボン式ローマ字の考案者でもあるヘボン博士でした(Dr.J.C.Hepburn)
金谷家は代々日光東照宮の楽師の家で、外国人を無断で自宅に泊めたことが知られてしまい、善一郎さんは東照宮から破門となってしまったのです。
生活も困窮し困り果てていた善一郎さんのことを知ったヘボン博士は、『これから外国人の観光客が日光に大勢やってくるので、その人たちのための宿屋をやってはどうか』とアドバイスをしてくれました。それが切欠となり、善一郎さんが「カナヤ・カッテージ・イン」として夏の間外国人に自宅を提供するようになったのが、金谷ホテルの始まりです。

 

カッテージ・インでは金谷家総出でお客様をもてなしていたそうです。その様子は明治11年に訪れたイギリスの旅行家イザベラ・バードの「日本奥地紀行」に詳しく書かれています。「日光の金谷」は東京、横浜の外国人たちの間に口コミで広がり、その後もヘボン博士一家やイギリスの外交官で日本研究家のアーネスト・サトウらがリピーターとして訪れています。 

日本の美しい生活が喜ばれたカッテージ・インでしたが、お客様が増えるにつれ規模の大きなホテルを建てる必要性が出てきました。明治26年に現在の場所に純洋式の「金谷ホテル」を開業、創業のころから培った心を込めたおもてなしを続け、明治末期には日光を代表する外国人向けリゾートホテルとして知られるようになりました。 

大正3年には日光の冬の寒さを逆手に取ったスケートリンクと観覧亭(大正5年)、お客様の目を楽しませる植物を育てる温室(大正5年)や、新鮮でおいしい乳製品を作るための畜産部(大正15年)などの設備によって、お客様により楽しい休暇を過ごしていただくために力を尽くしました。

そして昭和10年には、それまでの金谷ホテルの集大成といった別館を新築、翌年には本館も現在の一階部分を掘り下げて改築し、金谷ホテルの黄金期を極めます。(写真は新館から見た別館です)。

時代は進み、日中戦争から太平洋戦争の時代に入ると、金谷ホテルは外国人相手のホテルという事で、軍部から監視の目が光るようになり苦難の時代を迎えます。

戦時中は女子艇身隊の宿舎になったり、戦争末期には学習院初等科の学童疎開先として使われたりしました。終戦後は進駐軍の保養所として接収され、昭和27年に接収解除されるまで、金谷ホテルは独自の経営ができないつらい時代をすごしました。

 昭和27年に接収解除された二年後、金谷ホテルは創業80年を祝い、時代は高度成長時代を迎えます。昭和39年の東京オリンピックに向け、鉄筋3階建ての第二新館を新築、各国の元首や文化人などが多く訪れるのに対応しました。

(写真左から、リンドバーグ夫妻・アインシュタインのサイン・ヘレンケラーのサイン・古き良き時代の紳士)

平成13年、第三代社長金谷正夫さんの次女、井上槇子さんが現社長に就任します。平成15年からは放送作家の小山薫堂氏を顧問に向かえ、「クラッシックディナー」、「金谷ホテル百年ライスカレー」、「渡部親方の大正コロッケット」など昔と今をつなぐ様々な企画を打ち出しています。また、歴史資料展示室「金谷の時間」「金谷の記憶」の開設、春のケーキフェア、毎年6月の「金谷ホテル音楽祭」、夏の盆踊りなどのイベントにも力を入れています。

 

創業139年、日本を代表するクラッシックホテル「日光金谷ホテル」の歴史は、そのまま日本が歩んできた文明化、国際化の証だったように思います。

歴史を今につなぐ日光金谷ホテル、皆さんも古き良き明治・大正ロマンの雰囲気に包まれて、ゆったりとした時間を過ごしてみませんか?きっと何かを感じていただけるとおもいます。

*次回は「日光金谷ホテル-館内編」です。 お楽しみに^^

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《ホテル情報》

日光金谷ホテル

住  所:日光市上鉢石町1300番地

HP  :http://www.kanayahotel.co.jp/nkh/

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《推薦者情報》

日光金谷ホテルを推薦していただいたのは、株式会社村上の村上龍也さんです。 

《村上さんからの推薦コメント》

軽井沢と並ぶ 日本の避暑地リゾートの先駆け的存在。 

全国に向けてのみならず世界に胸を張って 自慢できる、その風格と歴史はその場に立って はじめて感じられる神聖な気持ちになれる場所です。

館内ツアーだけでも一見の価値ありは保証致します。  レストランのお料理は勿論ですが  日光の美味しいお水でたてたコーヒーだけでも是非!  必ず皆様を満足させる絶対の自信あり!!

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《取材情報》

取材日:2011年8月25日()、26日()

取材者:村上、門田見、内藤、松崎

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