みなさんこんにちは、これトチ!です。
宇都宮市の隣に位置する「鹿沼市」。この中心部から車で40分ほど、大芦川の源流に近い標高約700メートルの「古峯ヶ原」(こぶがはら・地名)にあるのが、今回取材にお邪魔した「古峯神社」(ふるみねじんじゃ)です。「こみねさん」「こぶがはらさま」などと呼ばれることもあるそうです。
その歴史は、1300年余りの昔、神社の御祭神である日本武尊(やまとたけるのみこと)の神徳を慕う藤原隼人が、京都からこの地に神霊を祭ったのがはじまりだと言われています。
日本武尊のご神徳は、開運・防火をはじめ、海上守護・五穀豊穣・交通安全・営業繁栄・身体健全など、あらゆる心願成就をみちびく神様として信仰を集めています。
また、日光開山の祖といわれている勝道上人がこの地で修業を積んだことから、日光山の修験の道場として栄えてきました。
一の鳥居です。
昭和49年に完成した高さ約25mの鋼製の大鳥居で、古峰神社手前6kmにあります。完成当時は日本一の大きさだったとのこと。今でも見事です。
外拝殿
江戸時代、日光東照宮御造営をしていた大工、職人等により彫られたものだそうです。
本殿
神社創生1300年を奉祝し立て替えられたそうです。今では珍しい茅葺屋根、二万を越える講中をもち一年を通して参拝者が来山されるそうです。
神社の庭園として、大芦川の清流を引き、四季折々の彩を見せる2万5千坪の廻遊式の庭園です。昭和53年に開園し、広さは2万5千坪。庭園としては日本最大級の規模です。いつ訪れてもすばらしいですが、菖蒲(6月下旬~7月上旬)と紅葉(10月下旬~11月)の時期は特に見頃です。
大広間
参拝後、神に供えた食物を神と供にいただくことを「直会」(なおらい)と言います。
古峰神社では希望により直会をさせていただく事ができます。
天狗の間
古峰神社の神様のおつかいの大天狗です。400年以上前に奉納されたお面だそうです。
最近は古峰神社のパワースポットとなっていて、多くの参拝者がおみえになるそうです。
参龍堂(宿泊所)
別名天狗の宿としても知られる古峰神社には、大小さまざまな宿泊施設があります。神様の懐に抱かれて一夜を過ごす事ができます。最大300名までの宿泊が可能なのだそうです。
美しき静寂、神様の懐に抱かれるひと時、みなさんも心の安らぎとの出逢いを求めでお出掛けになってみませんか。
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《古峰神社情報》
住 所:鹿沼市草久3027 TEL0289-74-2111
JR鹿沼駅よりバス45分
HP :http://www.furumine-jinjya.jp/
ライフル場(古峯原射撃場)もあります。
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《推薦者情報》
古峯神社を推薦していただいたのは、株式会社浅沼経営センターグループのH.Yさんです。
《H.Yさんの推薦コメント》
古峯神社は鹿沼市の古峰ヶ原(こぶがはら)と呼ばれる場所にあります。とても山深いところです。
神社の手前6kmのところに大きな鳥居があります。社殿は茅葺屋根で重厚な感じがします。よく見ると天狗が屋根に!
古峯神社は神様の使いとされている天狗を信仰しており、社務所の中には1.5mほどある天狗がかざってあります。
この大きな天狗は2つあり、大天狗と烏天狗となっています。天狗をモチーフにしたお守りには可愛らしいものもあります。
私は初詣で行きましたが、巫女さんが雅楽器にあわせて舞を披露していました。ご祈祷を受ける方々の後方にすわり、
私達見学者もお祓いして頂きました。
心の栄養補給になる時間を、過ごすことができたような気がしました。。
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《取材情報》
取材日:2011年9月14日(水)
取材者:村上、三和、松﨑