みなさんこんにちは、これトチ!です。
今回は、宇都宮市塙田にある“仲よし”さんをご紹介いたします。
“仲よし”さんは、昭和48年8月に開店して以来、多くの方に愛されてきたお蕎麦屋さんです。
蕎麦が美味しいのは勿論ですが、何といっても女将さん(店主)の人柄が魅力!
女将さんとの会話を楽しみながら頂く蕎麦は、まるで親戚の家で食事をしているかのようです。
女将さんのこだわりは、「お客様に健康に良いものを食べていただきたい」ということ。
だから、蕎麦粉、蕎麦つゆの出汁をとるのに使う昆布や鰹節なども厳選した質の良いものを使用。
特に蕎麦粉は長年毎日触っているため、粉の微妙な違いも分かるそうで、仕入れる際は細心の注意を払っているとのこと。
野菜も、自ら買いに行き、旬の野菜を仕入れているそうです。旬の野菜を使うことにより季節を感じてもらうのは勿論、色々な野菜を食べてもらいたいとの配慮から。
例えば、ネギは薬味等に使っているので、かき揚げには、胃に良いといわれるキャベツを使っているそうです。
“仲よし”さんのお蕎麦は、モチモチでツルツルの太切り麺。
どのように作っているのか見せていただきました。
ビニール袋に入れた生地を足踏みすることにより、独特のコシをだしているそうです。
機械を一切使わずに手でのばしているため、厚みがあるのが特徴です。
それでは、お蕎麦をご紹介させていただきます。
●もりそば(大650円 並550円)
一年を通して不動の一番人気です。
●おろしそば(大900円 並800円)
歯ごたえのある蕎麦に合うよう、「鬼おろし」を使って粗くおろした大根が入っています。
その食感のファンになり、こちらを目当てに来店する方もいらっしゃるそうです。
●裏メニュー(うどん)
女将さんの気が向いた時?だけいただくことができる幻の“うどん”。
巡り合えた方はラッキーです。
季節の野菜がたっぷり入っているのも嬉しい一品。
本日は“うど”入りでした。うどの香りとシャリシャリとした食感が絶妙!
お蕎麦は他にも、“かきあげ”“月見”“たぬき”などがあります。
冬は、“天とじ”や“けんちん”が人気とのこと。
また、“天ぷら”は旬の野菜を自ら採りに行くこともあるそうで、「たらの芽」や「ちたけ」の
天ぷらは自慢の一品だそうです。
●おみやげ(一人前700円 蕎麦つゆ付)<,/span>
自宅で美味しく作るコツなどもアドバイスしてくれますよ。
今回の取材にご協力いただいた、女将さん(店主)の鈴木さまです。
「栃木県で一番はじめに薄味を取り入れたのは、実は私なんですよ」と女将さん。
蕎麦屋を開く前は、東京で看護師をしていたことがあるそうです。
開店した当時は、まだ蕎麦つゆは濃いのが普通だった時代。けれども、看護師の経験から、塩分の取り過ぎによる身体への影響を考え、薄味を取り入れたのだそうです。
「生姜湯やゴボウ茶などを作るのも好きなんです」とのこと。
こちらのお茶も女将さんの気が向いた時?だけ出していただけるそうです。
一度食べるとくせになる味と食感のお蕎麦を是非ご賞味ください。
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≪お店情報≫
「仲よし」
住 所:栃木県宇都宮市塙田4丁目3-10
電 話:028-622-8508
営業時間: 11:00~18:00
定休日 :土、日、祝日
駐車場 :3台
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≪推薦者情報≫
「仲よし」さんを推薦していただいたのは、株式会社カンセキの長谷川静夫さんです。
≪長谷川さんの推薦コメント≫
こちらのお蕎麦の特徴は、なんと言っても「太切り麺」。ゆで加減も絶妙です。
それに加えて「めんつゆ」にも並々ならぬこだわりを持っており、
太麺とつゆが織りなすハーモニーは、一度食べると癖になります。
まさに手作りならではの一品です。是非ご賞味下さい。
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≪取材情報≫
取材日:2013年2月1日(金)
取材者:長谷川・黒﨑・松﨑