みなさんこんにちは、これトチ！です。
厄除大師、アウトレット、ラーメンなどで有名な佐野市での今回の取材は、佐野発祥のなつかしい味佐野名物のＢ級グルメ、「いもフライ」をご紹介します。（ちなみに、「いも」は日本語なので平仮名、「フライ」は英語なので片仮名だそうです）
今回、お邪魔したのは、数多くの「いもフライ」のお店の中でも老舗中の老舗である「江原商店」さんです。
江原商店さんは昭和５２年に開業、いもフライは２年後の昭和５４年から始めたそうですから、３０年を優に超える歴史があり、テレビや新聞雑誌などでもおなじみで、店内には芸能人の色紙がたくさん飾ってあります。ちなみに、この江原商店さんのいもフライは、「佐野ブランド」にも認証されていて、佐野市お墨付きの名物なのです。
場所は、東北自動車道・佐野藤岡ＩＣを降りて、イオンの方に向かい、セブンイレブンを左折→次のセブンイレブンを左折、で来るのが分かりやすいとのことです。
お話をお伺いしたのはとても元気な江原真紀さん、埼玉県出身とのこと。こちらにお嫁に来て以来、お店の看板娘です。
江原真紀さんは揚げと接客の担当ですが、お店の裏ではお母さんがじゃがいもの皮むきや串刺しを行うなど、家族経営の温かみが感じられるお店です。言うまでもありませんがいもフライとは、ジャガイモを蒸してから一口大に切り、串刺しにして揚げ、特性ソースをかけて仕上げたもの。もともとは、戦前に縫製工場の女性従業員が手を汚さずに食べられたことから定着したそうです。
ここ佐野市では、いもフライはまさに生活の一部に溶け込んでおり、手土産にも、おやつにも、夕食のおかずにも、さらには主食にもなるとのことで、ご飯の上にいもフライを乗せた、いもフライ丼で食べる人もいるそうです。取材中も何人ものお客さんが買いに来ていました。他県ナンバーの車の方もよく買いにきてくれるそうです。
揚げたてです。
ソースとのからみも絶妙。
さっそく、自慢の「いもフライ」をいただきます。食べてびっくり！！衣が“もちもち”した食感で、いままでの「いもフライ」は何だったんだ！というくらい驚きです。
是非一食？の価値あり。
ヒミツを聞くと、ジャガイモは北海道産男爵芋、特注のきめ細かいパン粉、油も厳選したものを使い、ソースは地元佐野市のもの（フルーツソース）を使用するなど、素材へのこだわりを追求し、揚げたてはもちろん、冷めてからでもおいしく食べられるように考えられているそうです。
また、いもを刺している竹串もよくある丸串ではなく、殺菌作用のある角串を近くの籠屋さんから仕入れており、食べやすいように工夫しているというこだわりからも、人気が出る理由がわかります。お客さんの中には、わざわざ自分でマヨネーズや七味唐辛子を持参し、オリジナルの味付けで楽しむ人もいるそうです。
以前にＮＨＫの番組に出演したときのフリップ、おいしさのヒミツです。
お店の全メニュー、全てお手頃価格です。
こんなに美味しい「いもフライ」のお値段は一本７０円です。取材後にまとめ買いしてしまいました。この他にもソースを付けた味がくせになる、「いか天ぷら １１０円」「やきそば ３５０円」などもおすすめとのこと。
「インターから近いので、気軽に来てください」と江原真紀さん。佐野は名水百選にも選ばれるほど水に恵まれており、夏はかき氷もやっているそうです。（ただし、日曜、祝祭日はお休みなのでご注意を）。
※佐野市観光協会のホームページからは、「さのいもフライマップ」や「いもフライ案内パンフレット」が入手できます。
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《お店情報》
住 所：佐野市高萩町561-10 TEL：0283-23-7007
営業時間：10:00～19:00(全日) 定休日：日曜日・祝祭日 (1月･お盆)
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《推薦者情報》
江原商店さんのいもフライを推薦して下さったのは、株式会社ＪＴＢ関東法人営業宇都宮支店の匿名希望Ｍ．Ｍさんです。
《Ｍ．Ｍさんの推薦コメント》
３０年くらい前から営業しており、昔の味が今も変わらず食べられる。
冷めても美味しい。佐野はいもフライの街なのでおすすめです。
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《取材情報》
取材日：２０１１年１０月４日（火）
取材者：村上、松崎
これトチ！ 