みなさんこんにちは、これトチ!です。
今回は那須塩原市にある“株式会社パン・アキモト”さんをご紹介します。
キーワードは「那須エリアからNASAへ……」。大変ユニークでおいしいパン屋さんですよ!!
まず、店内の様子をご紹介します。シンプルで清潔感のあるパン屋さんです。
パンの種類は常時30~50種類程度、種類が豊富で選ぶのに目移りしてしまいます。
お伺いしたのは10月30日、ちょうどハロウィンの時期でした。
写真上のカボチャのお化けがユニークでしょ!
昔から、那須のたくさんのホテルや地元の学校、食卓でみなさまに愛され続けています!
沢山ある種類の中の一番人気は昭和30年からのロングセラー「甘納豆パン」(150円、180円)です。まさに和と洋のコラボレーション!
想像以上に甘納豆が沢山使われていて、お買い得な値段です。食感も甘納豆の優しい噛み応えとパンのフワフワ感がマッチしていますよ~!紅茶・コーヒー・日本茶と何でもおいしく良く合います!また、手作りでなければ食べることのできない甘納豆の食感は抜群のおいしさです。機械では甘納豆がつぶれてしまい、このおいしさはだせないそうです。
また、昔からお客様に愛されているカステラパン(160円)も忘れてはいけません。
ふわふわのカステラとクリームがパンと絶妙にマッチしており、どこかなつかしいやさしい味のパンなのです。
みなさまに一度は甘納豆パン、カステラパンを食べていただきたいです!!
きっとおいしさに感動すると思います!
この棚を見てください!!パン屋さんにはあまり見かけない、缶詰が沢山並んでいます。
実は‥‥‥これ、みんな「パン」なんです!!「缶詰」ならぬ「パン詰」ですね。
肝心の味の方は‥‥‥もちろんデリシャス!!!缶詰とは思えないふわふわの触感とバターのいい香り!程よい甘さ。もうヤミツキです。よくある「缶パン」とは違います。思わず鼻歌が出そうでした♪因みに私はレーズン入りが大好きです。
さて、このパンの缶詰ですが、実は世界を救う缶詰になるかもしれません。
国内でも、震災時の非常食として大変注目を浴びています。なんと保存期間は概ね3年間!!3年経ってもおいしいのです!!
(賞味期限は製造日より13ヶ月のものもあり、安心パンは6ヶ月)
それだけではありません。驚くことにこのパンの缶詰は、なんと宇宙にも行っているのです!
宇宙食としてNASAに採用されています。宇宙飛行士達は宇宙船から青い地球を見ながら、このパンを食べているのでしょうね。
~パンの缶詰の楽しい話~
実はこの缶詰はオリジナルラベルが作れるのです!
結婚のお祝い・誕生日・またまたホールインワンまで、記念日の「パンの缶詰」がいずれあなたを救うかもしれません‥‥なんて、少しロマンティックだと思いませんか?
社長の秋元義彦さんから素晴らしいお話を沢山お伺いしました。
それは“救缶鳥プロジェクト”です!!
救缶鳥プロジェクトとは非常食を備えることで、世界の飢餓救済の活動に参加できるプロジェクトなのです。
パンの缶詰は概ね3年間、非常食として食べることができます。
例えば3年後が賞味期限のパンの缶詰を買ったとします。
安心できる非常食として2年間備蓄します。
そして備蓄後の残り1年間は義援物資として回収、運輸され飢餓で苦しむ国に届けるのです。
このようにして缶詰を使って誰でも国際貢献をすることが可能になるのです。
“救缶鳥プロジェクト”、本当に素敵だと思いませんか?
缶詰を購入し、自分の安心を手に入れながらも、世界中で困っている人々の助けになることもできるなんて素晴らしいプロジェクトだと思います!!
一人でも多くの人にこの“救缶鳥プロジェクト”に参加していただき、笑顔の輪を世界中に広げていきたいですね!
ここで少し“株式会社パン・アキモト”さんの会社紹介を‥‥‥
現在の秋元社長に最も影響を与えたのは、お父様でもある創業者前社長の故 秋元健二様でした。
前社長は戦後の食糧難の中で、社会の変化を先見の明で察知し、日本の食生活は西洋化が進む!とお考えになり、有限会社秋元ベーカリーを開業したそうです。その後家族、社員とともに日々努力し、世界の“株式会社パン・アキモト”へと発展していきました。
では、なぜパンの缶詰を考えついたかというと、きっかけは阪神・淡路大震災だそうです。
ニュースで流れる惨事を見て、秋元社長は毎日「なにか自分たちの食品を使って社会貢献できないか?」と自問自答の日々だったそうです。そんな中「パンの缶詰」は生まれました。
テレビなどで取り上げられたことにより、今では地震に対する備蓄品になくてはならないパンの缶詰となっています。
会社の社員教育についても、秋元社長のあたたかい人柄が手に取って分かります。実は東日本大震災をきっかけに現在も毎月、社員がボランティアに参加しているのです。社長のお話の中で、「ボランティアは断片的ではなく、行き続けることが大切だと思っています」とのお言葉をいただき、本当に素晴らしいことだと感動しました。
このように大きな優しさや行動力をもった方だからこそ、社員1人ひとりが輝いて見えるのだと思います!
取材スタッフとの記念撮影です。
今回取材にご協力いただいた秋元社長をはじめ、社員の皆様ありがとうございました。
秋元社長のお人柄に深く感動しました!また、社員の皆様も素敵な笑顔で迎えてくださり誠にありがとうございました。
皆様も是非、美味しいパンと「パンの缶詰」、味わってみてくださいね!!!
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≪お店情報≫
“パン・アキモト 本社工場売店”
住所 那須塩原市東小屋295-4
TEL 0287-65-3351
営業時間 7:00~18:00
定休日 日曜日(祝日は休みの場合があります)
会社のホームページ http://www.panakimoto.com/index.html
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≪推薦者情報≫
「パン・アキモト」さんをご推薦していただいたのは、みずほ証券株式会社宇都宮支店の、池田博紀さんです。
≪池田さんからの推薦コメント≫
外見は昔ながらのパン屋さんですが、実は世界的な活動をされています。
「救缶鳥」プロジェクトは、備蓄食が世界貢献につながるという画期的なアイデアです。
趣旨に賛同される個人・会社の方がどんどん増えて行くことを願っています。
もちろん、お店のパンも美味しいですよ。
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≪取材情報≫
取材日 2013年10月30日(水)
取材者 池田、竹中、渡邉(善)・住本・黒﨑・松﨑