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もう一つの日光 ~ パート1 イタリア大使館別荘記念公園 ~

Posted by これトチ! : 2014年6月26日


みなさんこんにちは、これトチ!です。

今回は、“イタリア大使館別荘記念公園”さんをご紹介いたします。

標高1271m、北海道の旭川市と同じような気候と言われている中禅寺湖畔に、イタリア大使館別荘記念公園(以後、記念公園)はあります。
こちらは、中禅寺湖畔の豊かな自然や国際避暑地の歴史との触れ合いが楽しめる公園です。

明治中頃から昭和初期にかけての中禅寺湖畔は、各国の大使館をはじめ多くの外国人別荘が建てられ、国際避暑地として発展、夏の外務省と言われるくらいに華やかであったと言われています。
(それが関係しているのか、日本のフライフィッシングの歴史は奥日光から始まったとも言われているそうです。)
こちらの別荘は、昭和3年(1928年)から平成9年(1997年)まで、歴代の大使が69年間使用していました。
その後、栃木県に売却され、解体、復元工事を行い、平成13年から一般公開されています。

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さて、記念公園への行き方ですが、いろは坂を登り、中禅寺湖のたもとで左折、立木観音よりしばらく行くと、湖畔沿いに「歌ヶ浜駐車場」がありますので、こちらを利用するのが便利です。そこから、徒歩約15分。途中には、公開準備で解体復元工事中の英国大使館が見えます。豊かな日光の自然を楽しみながら歩くと、目的地の記念公園に到着します。別荘は、本邸、副邸(国際避暑地歴史館)共に、外壁が杉皮葺きで出来ていて、特に本邸の市松模様は印象的です。建築面積は73.36坪の二階建で、米国の建築家で外交官でもあるアントニン・レーモンド氏の設計です。
この建物の最大の特徴は、当初使われていた資材を再利用しているものが多いということです。(平成13年に国登録有形文化財として登録済)

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それでは別荘内に入り、その歴史を堪能しましょう!
玄関でスリッパに履き替え、中に入ると、ワンルームの中央に居間、その両側には、共に暖炉を持つ食堂と書斎があります。部屋の前には広縁があり、一空間として別荘ならではの開放感を味わうことが出来ます。

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居間でお話を伺う取材陣。

食堂には、大使が使用した食器等が飾られています。
都会の喧騒の無い静かな空気の中で、ゆったりとした時を過ごしながら楽しむディナーは最高の贅沢であったことでしょう。
マントルピース(暖炉)は昭和当初からのものです。

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この部屋を含む各部屋の床材には、県産材の「もみの木」が使われています。古い釘を抜き、カンナをかけ直して再利用しているそうです。また、壁面と天井の杉皮張りのパターンは、建設当時の再現で、「市松張り」、「網代張り」、「矢羽張り」となっています。杉の皮、割竹押縁なども栃木県産のものができる限り活用されており、「地産地消」ということも、レーモンド氏のこだわりの一つだったそうです。

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書斎のマントルピースには、夏でも火が絶えなかったそうです。この書斎は歴代の大使のお気に入りの空間であったことでしょう。マントルピースを中心に温かい雰囲気をかもし出すことは、レーモンド氏が家作りの際に最もこだわっていた点なのだそうです。

応接セットのソファー・椅子は、イタリア製のものです。特に椅子は日本では見られないものであり、低い方が女性用、やや高い方が男性用となっていて、女性向けの配慮がなされています。なお、イタリア製の椅子・ソファーの座り心地の良さは格別で、まるで大使になったかのような最高の気分を味わえたことも記しておきます。取材陣の皆様はいかがだったでしょうか?

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次に開放感あふれる広縁へ。
ここから眺める中禅寺湖畔の風景は、別世界へ行ったような気分に導いてくれます。

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この建具の外回りのガラス戸及び窓は、当初建築された時のものを再利用しているそうです。
従って、はめ込まれているガラスは、大正から昭和の初めに製造された手製のものであり、景色がゆがんで見えます。(内部のガラス戸は新しいもの)
また、窓に付いている装飾カーテンレールも当時のものであり、あまりに長すぎて陸送できず、湖上運送したとの逸話があるそうです。

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この広縁より、波打ち際には船着場があり、晴れた日には遠くに前白根山も見られるとか?
歴代大使も見てきた雄大な景色を、当時使われていたソファーに座り眺めれば、静寂の中に穏やかな時間が流れ、贅沢な気分が味わえます。
日頃の時間を気にせず過ごすひとときに、現実に戻りたくないと願う1日でもありました。

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さらに2階へと上がると、寝室に使われた大使の間があります。
湖に面して、景観を最大に活かした間取りとなっています。

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他には、子供室や歴代の大使の写真や一覧表が壁に飾られており、国際色豊かな避暑地であったことを感じることができました。

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外観と湖畔の景色を!!と思い、外へ。
中禅寺湖の湖面を滑るヨットは夏の風物詩と言われ、別荘の行き来や買い物などにも利用されていたそうです。次回は夏の避暑としての時期に来て、この桟橋から景色を見たいものです。

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本邸へ戻り、1階にある売店と休憩室へ。売店で購入したコーヒーなどの飲物は、中禅寺湖畔を眺めることができる休憩室でいただくことができます。

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今回のこれトチ!取材陣です。
素敵な時間の一時を過ごし、今後の別荘体験の糧となればと思いつつ、次の取材へ向かいました。

次回は、もう一つの日光 ~ パート2 中禅寺金谷ホテル ~さんをご紹介いたします。

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≪施設情報≫

“イタリア大使館別荘記念公園”
住所    日光市中宮祠2482
TEL   0288-55-0880
開館期間  4月1日~11月30日
開館時間  本邸及び歴史館の利用
4月~6月、9月~11月・・・9:00~16:00
7月~8月       ・・・9:00~17:00
休館日   6月1日~10月31日までは無休
4月・5月及び11月は毎週月曜日が休館(祝日の場合は翌日)
交通案内   歌ヶ浜駐車場から徒歩約15分
ホームページ  http://www.nikko-nsm.co.jp

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≪推薦者情報≫

「イタリア大使館別荘記念公園」さんをご推薦していただいたのは、株式会社ユザワの、湯澤隆司さんです。

≪湯澤さんからの推薦コメント≫

推薦者湯澤様DSC_1185この中禅寺湖畔のイタリア大使館別荘は世界遺産の二社一寺と共に推薦出来る国際避暑地のシンボルです。ロケーションがイタリアのユモの湖に似ており、書斎から臨む中禅寺湖は眺めが綺麗で心癒されます。

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≪取材情報≫

取材日   2013年11月12日(火)
取材者   湯澤・池田・渡辺(隆)・黒﨑・松﨑

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