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幻想的な巨大地下空間の“大谷資料館”

Posted by これトチ! : 2014年5月15日


みなさんこんにちは、これトチ!です。

今回ご紹介するのは、宇都宮市大谷町にある「大谷資料館」です。
東日本大震災の影響で2年余り休館していたのですが、2013年4月2日に再開・オープンしました。

大谷資料館は大谷石に関する資料と採掘場跡を公開している資料館です。
とりわけ地下30メートルに2万平方メートルの空間が広がる採掘場跡は古代ローマの遺跡を思わせるような幻想的な雰囲気が人気で、夏は涼しく涼をとりに来る人も多く、年間の入館者数はピークだった1987年ごろで約18万人、ここ数年も年間約10万人が訪れていたそうです。

東日本大震災でも直接的な被害はなく、その後も安全上の危険箇所は見つからなかったものの、余震による来場者の不安を懸念した元オーナーの意向で休館していましたが、地元・大谷町にて 石材業を営む大久保恵一さんが新オーナーとなって再開・オープンを実現させました。

01大谷資料館

JR宇都宮駅西口から車で大通り・大谷街道を直進し東北自動車道を越えて看板の案内を目安に右折、上に掲載の案内板が見えれば駐車場となります。
JR宇都宮駅から車で約30分と近いですね。

02DSCN7648

上方から手作業で切り出していったそうです。見事な景観です。
一緒に写ったクルマの大きさと比べると、その大きさに圧倒されます。

03DSCN7646

大谷資料館の入館料は、大人700円・子供(小・中学生)350円です。

04P1030733

資料館の右側に大谷石地下採掘場跡につながる入口があります。

05DSCN7655

地下に繋がる階段を降りていくと、だんだん寒くなり暗くなっていきます。

06大谷資料館

巨大な空間が現れてきました。
この広大な地下空間は、広さが約20,000㎡(間口150m×奥行き140m)、深さが地下約30mで、柱を除くと東京ドームが1つ入る大きさになるそうです。
写真よりも実際は暗く、ひんやりしていて、巨大な空間もあって、その迫力と幻想的な雰囲気に圧倒されます。

07P1030671

巨大空間の天井に穴があいていて、外からの光が入ってきています。

08DSCN7684

この空間には、もともと大谷石があったんですよね・・・・。

09DSCN7686

舞台になっています。

10大谷資料館

昭和35年に採掘が完全に機械化されました。壁についた縦の溝は機械化初期の堀り跡です。
手掘り時代は、石の切り出しから仕上げまで、1日に加工できる本数は五十石(15㎝×30㎝×90㎝/69kg)だと1人あたり10本ほどでした。また石を1本掘るのに4,000回もツルハシをふるったそうです。機械化以降は、1人あたり1日50本ほど加工できるようになったそうです。

11大谷資料館

取材した時は、地下空間で壁面に小泉隆さんの写真が展示されていました。
“大谷採石場 不思議な地下空間”というタイトルで幻想的な写真が数多く展示されていました。

12DSCN7711

真夏でも12度前後、取材当日の坑内気温は10度と肌寒い気温でした。
夏場でも気温が低いので、坑内をゆっくり見学するためにも、上に羽織る物の持参をお勧めします!

13大谷資料館

大谷石の石のサイズは、五六(ごろく)・五七(ごしち)・五八(ごはち)・五十(ごとう)・三十(さんとう)・四十(よんとう)・六十(ろくとう)・七十(ななとう)・八十(はちとう)・尺角(しゃくかく)があります。
最初の数字が厚さを、後の数字が幅を表します。長さはすべて3尺(90㎝)です。例えば五十は厚さ5寸(15㎝)・幅1尺(30㎝)・長さ3尺(90㎝)を表します。

14大谷資料館

大谷石にはゼオライトが含まれ、生鮮食品の鮮度保持・温度調整などの効果に加え、公害物質の吸着などで環境汚染の浄化に有効有益な資材として注目されています。

15DSCN7693

テレビや映画などのロケ地として利用されています。
今後も暗闇と光が織りなす幻想的な空間が、文化芸術の発信拠点になっていくことを期待したいですね。

受付の奥の「資料展示室」には、大谷の地質・採掘方法や運搬輸送方法の移り変わりなどが写真・道具などと一緒に展示されています。

16P1030739

手堀り時代は、1本が80kg以上もある石を「背負子」を使い、1本1本背負って、採掘場から運び出していたそうです。
その頃使われていた木の階段も再現して展示されています。

17大谷資料館

大谷石は強度・耐火性・耐水性・寒冷地・加工のし易さなどの特徴を兼ね備えていて、建築資材としても適しているそうです。
大谷石は大正11年にアメリカの建築家フランク・ロイド・ライト氏の設計による旧帝国ホテル(1967年に解体され現在は明治村に保存)に利用されるなどしてきました。

18大谷資料館

大谷資料館のオーナーである大久保さんは石材店を経営されていますので、大谷石を自宅の建築資材として利用したいと考えている方は是非ご相談ください。

駐車場から大谷資料館に向かう敷地の一角には、喫茶店などが入った「大谷ミュージアム」があります。

19大谷資料館

喫茶店は階段を上った所にあり、奥のテーブル席では、岩や豊かな自然を眺めながらひと休みできます。
また、大谷石オリジナル商品や民芸品の販売のほか、帝国ホテルレリーフ展示ルームでは、現帝国ホテルロビーの壁面彫刻レプリカ(渡辺哲夫氏作品)を見ることができますので、ぜひこちらにもお立ち寄りください。

20DSCN7744

大谷資料館は、県内外や欧州からも観光客が訪れる観光拠点で営業再開に伴う経済効果が期待できることから、宇都宮市や道の駅ろまんちっく村などとのタイアップによる集客アップを図っているそうです。
また、地域貢献にも力を入れていて、地元の小学校と中学校の4校を無料で招待したところ、嬉しいことに、子供たちがそのお礼として敷地内の草むしりを行ってくれたのだそうです。

大久保さんは元々大谷町出身で、「大谷資料館を活用して大谷の活気を取り戻し、今の子供達や孫の世代が大人になっても、大谷に住んでいたいと思えるような街づくりをしていきたい」と話されていたのが印象的でした。

21DSCN7751

今回の取材にご協力いただいた、“大谷資料館”オーナーの大久保恵一さん(写真中央)とこれトチ!取材陣です。

是非、幻想的な大谷資料館に足を運ばれてみてはいかがでしょうか?

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《取材情報》

「大谷資料館」(おおやしりょうかん)
住所 宇都宮市大谷町909
電話 028-652-1232
開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日  年中無休(ただし、12月29日~1月5日は閉館)
※臨時休館の場合もありますので、電話、ホームページなどでご確認ください
ホームページ  http://www.oya909.co.jp/
入館料  大人 ・・・・・・・・700円(30名以上の団体の場合600円)
子供(小・中学生)・・350円(30名以上の団体の場合300円)

「大谷ミュージアム」
営業時間 10:00~17:00
定休日 木曜日

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《推薦者情報》

「大谷資料館」さんをご推薦いただいたのは、株式会社村上の村上龍也さんです。

《村上さんからの推薦コメント》

推薦者 村上 龍也小学校の遠足をはじめ、子どものころから通っている、私たちに地元にとっては非常に馴染み深い場所です。
栃木県自慢の「大谷石」、あの旧帝国ホテルの建材としても採用され、関東大震災でもビクともしなかった、何とも趣のある風情豊かな表情の石材、その採掘場跡は まさに幻想的で一見の価値大有りです!

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《取材情報》

取材日:2013年7月25日(木)
取材者:加茂田・渡邉(善)・黒﨑・松﨑

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