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農林水産大臣賞受賞、シンビジウム専門洋蘭生産農家 ”松島園芸”さん

Posted by これトチ! : 2013年3月14日


みなさんこんにちは、これトチ!です。

今回は、“松島園芸”さんをご紹介いたします。

松島園芸さんは、平成18年度全国花き品評会洋らん部門で、農林水産大臣賞を受賞された、鹿沼市にあるシンビジウム専門の洋蘭生産農家です。
現在は、親子で生産出荷をされていますが、40年ほど前に初代の松島秀雄様がシンビジウム栽培を始めたのが“松島園芸”の始まりとなります。

「華道家の假屋崎省吾(かりやざき しょうご)氏が『花は心のビタミン』と言うように、花があるだけで癒されることもあります。
お客様に花を楽しんで頂けるよう、最後まで手を抜くこと無く、一つ一つ大切に育てています」とお話しくださった松島秀雄様。
シンビジウムは苗を仕入れてから、出荷できるようになるまでには3年の歳月を要するそうです。
管理については、昔に比べれば楽になっている部分もあるそうですが、手作業でなければできない部分も多いそうです。
例えば水やりは、花が水で濡れてしまうとシミや病気の原因になるため、株の根本に水を与える必要があり、一つ一つの鉢に手作業で丁寧に水を与えているそうです。

そんなお父様の姿を見て育った二代目の松島清文さんは、子供のころから自分もシンビジウムの栽培をしたいと思っていたそうで、
大学で園芸について学び、卒業後は栃木県農業試験場で1年間、株式会社向山蘭園で2年間の研修を経て、現在はお父様と一緒に仕事をされています。

農林水産大臣賞を受賞した作品は“ファイヤービレッジ ワインシャワー”です。
この“ファイヤービレッジ ワインシャワー”は登録品種の名称なのですが、“ワインシャワー”と名付けたのは、実はニ代目なのです!
向山蘭園での研修中に花の名前の募集があり、赤ワインのような上品な色であったこと、アーチ向けの花でシャワーのようだったことから、ワインのシャワーのようだと思い応募したところ 採用されたそうです。
研修後、実家のシンビジウム栽培に携わるようになると、初代のアドバイスを受けながら、名付け親として思い入れもあった“ワインシャワー”で見事受賞されたのです。

平成18年度全国花き品評会洋らん部門 農林水産大臣賞 受賞作品

(受賞作品)ワインシャワー01

それでは、栽培(生産)の様子をご紹介させていただきます。

届いたばかりの苗。約15㎝。

①DSCN2918

シンビジウムは、熱帯性の高地(1000~1500m)生まれのラン科の植物です。
熱帯性の植物ですが高地の生まれなので、夏の暑さを避けるために山上げをおこない、原産地に近い環境となるように栽培しているそうです。また、農業試験場で学んだ栄養診断を毎月行い、土壌の栄養の状態、植物の状態を把握するなど、お客様に長く花を楽しんで頂けるよう、花持ちする栽培を常に心がけているそうです。

大切に1年間育てられた苗は、約40㎝に成長。

②DSCN2915

2年目の苗。

③DSCN2910

鉢の間隔を空けるのも葉が育ちすぎないようにするためには重要なポイントとのこと。

3年目。綺麗に咲いてお客様の手元に届くのを待つ花たち。

④DSCN2889

元々は真直ぐなものを、下の写真のように曲げることにより、美しいアーチになるそうです。

⑤DSCN2936

花や茎を傷めることが無いよう、慎重に行われる作業。咲いた時のバランスを思い浮かべながら作業が行われます。

⑥DSCN2933

出荷時には、白、黒、紺、ピンクなどの化粧鉢に入れ、株の下に白い石を置いて土が直接見えないようにすることで、より花が綺麗に見えるようにしているそうです。

⑦DSCN2899

細やかな心遣いです。

大型品種のアーチや本数の多い大きいシンビジウムも入れることができる“特大箱”で出荷されているので、花を傷めることなく送ることができるそうです。

⑧DSCN2893

限定1000鉢の“がんばれにっぽん”(現在販売終了)は、東日本大震災からの復興の願いを込めて栽培された花です。

⑨DSCN2938

東日本大震災の時には、洋蘭生産者が所属する社団法人日本花き生産協会洋らん部会で、シールやタックを作り、鉢物等に付け、各1枚当たり5円を寄付して被災地を応援したそうです。

今回の取材にご協力いただいた、松島園芸の皆さまです。

⑩DSCN2950

中央が代表(初代)の松島秀雄様、右端が二代目の松島清文様です。

松島園芸さんでは、予算や送るサイズに応じて寄せ植えをおこなうことも可能とのことです。
花により開花時期が異なりますので、詳細につきましてはホームページなどでご確認ください。

取材では、今後の取り組みについてもお伺いしました。

⑪P1020790

「シンビジウムは、花の咲いていない時期(春から初秋)に手をかけてあげると、翌年も花が咲きます。
今後は園芸教室などを開催し、育て方を知ってもらうことで、花の魅力をより多くの方に知っていただきたい」と話してくださいました。
現在、生産品目の違う花き農家の二代目・三代目の方で協力し合い、花育活動普及への取組み  など新たなチャレンジも始められたそうです。

シンビジウムへの深い愛情が感じられ、心温まる取材となりました。

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≪取材先情報≫

「松島園芸」
住   所:鹿沼市武子897
電   話:0289-64-3558
営業時間:開花期(11月頃から3月頃)は無休(午前8時~午後6時まで)
直売(庭先販売)も行っています。
※詳細は、お電話でご確認ください。
※下記ホームページから注文用紙をダウンロードすることができます。
ホームページ http://www.matsushimaengei.com/

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≪推薦者情報≫

「松島園芸」さんをご推薦して下さったのは、株式会社ユザワの、湯澤隆司さんです。

≪湯澤さんからの推薦コメント≫

推薦者DSC_1185松島園芸の代表である松島秀雄氏とは、高校卒業以来40年以上の付き合いのある同級生で、現在もお付き合いさせていただいている友人のひとりです。
彼は高校時から将来の栃木県の花卉(かき)園芸を語る人で、特に洋蘭のうち、シンビジウムについては彼の右に出る方はいない程の素晴らしい見識等の持ち主でもあり、現在も栽培40年 以上の実績を維持しています。
優秀な後継者にも恵まれ、近年、技術が買われて「ワインシャワー」という品種で連続して全国洋蘭品評会などに親子で農林水産大臣賞をダブル受賞されています。
業界では前栃木県洋蘭生産組合長を、地域社会においては保護司(法務大臣賞受賞)としてご活躍中です。そんな彼だからこそ素晴らしい「シンビジウム」が生まれたのではないでしょうか。

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≪取材情報≫

取材日:2013年2月4日(月)
取材者:湯澤・益子・黒﨑・松﨑

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