純米醸造が日本酒の真髄です ”渡邉佐平商店”
Posted by これトチ! : 2012年5月23日
みなさんこんにちは、これトチ!です。
今回は日光市(旧今市市)にある日本酒造り酒屋「渡邊佐平商店」さんにお邪魔しました。
栃木県内には美味しい日本酒の酒蔵がたくさんありますが、こちら「渡邊佐平商店」さんは、特に純米醸造酒に力を入れています。
深い味わいと旨みを持つ純米大吟醸「清開」に代表され、昔からの製法に拘った造り酒屋さんです。
国道119号線(通称 日光街道)沿い、旧今市中心商店街のど真ん中に位置しています。
宇都宮から日光へ向かって左側、スーパーマーケット「かましん」さんの手前です。
いかにも趣のある昔からの造り酒屋さんという母屋建物です。
入口右手には日光連山から流れ出る豊富な水量の美味しいお水が、水車を回しています。
栃木県のお水は本当に美味しいんです!私たちの自慢です!!
これは正面入口や日光街道沿い入口にもあった、「酒林」(さかばやし)というものです。店の軒先に吊るす「杉玉」なのですが、新酒が出来上がった時に、新しい杉の枝に葺き替えます。お客様に今年も美味しい新酒が出来ましたとお知らせする目印なのですね。
今回お世話になった6代目蔵元 渡邊 護 氏
10名以上の団体には、予約をすれば酒蔵見学をしてくれます。
実に一生懸命説明をしてくれるんです。
自分たちの酒造りに自信を持って、真剣に取り組んでいる姿勢が感じられます。
今では安い日本酒が出来るようになってしまいましたが、本来の酒蔵では昔ながらの温度管理と手造りによる手間の掛かった仕事を続けています。ものすごく繊細で、神経を使う仕事なのだそうです。
ときどき外したようなユーモアも織り込んで、お話して下さいます。とっても楽しいですよ。
酒蔵内部です。
テレビに出てくるようなあの世界です。厳粛な空気が流れとても気高い雰囲気です。
選ばれた極一部の人たちと神のみが関われるようにも感じられる・・・そんな雰囲気。
たくさんの機械もありました。
日本酒・ビール・ワインの造り方の違い
造り方の違いや効能など実に良く整理してあります。
最近は外国人観光客も増えてきたため、英語バージョンの資料も必要でご苦労があったとか・・・
いよいよ試飲会。
これが楽しみで来る方が圧倒的に多いとか。
皆急に眼の色が変わります。
壁に貼ってある説明書きなのですが、キーワードばかりでいまいち理解不能・・・ どうやら社長のカンニングペーパーのような気もします。
日本酒は体に良いのです
純米酒は適量を週5日程のペースで頂くことで、より健康になります。(1~2日は 休肝日を設けた方が良いようです)
ボケ防止、脳内血管を広げる効能があるのです。でもあまり肝臓を休ませ過ぎるのもモノグサになるから良くないと、社長独特のユーモアが光ります。
最後の愉しみ「お土産」
出来たての日本酒から酒粕を使ったケーキやバームクーヘンなどなど。かわいいおちょこもありました・・・
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《お店情報》
「株式会社 渡辺佐平商店」
住 所 : 日光市今市450番地
電 話 : 0288-21-0007
営業時間: 9:00~18:00
(休憩時間 12:00~13:00)
(正月・お盆のみ休業)
駐車場 : 乗用車10台・大型バス2台
HP http://www.watanabesahei.co.jp/
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《推薦者情報》
渡邉佐平商店さんを推薦していただいたのは、株式会社テラクリエーションの内藤靖さんです。
《内藤さんからの推薦コメント》
酒どころ栃木、数ある造り酒屋さんの中でも日光の素晴らしい水と、冬の厳しい寒さを活かした、日本酒の伝統的製法を今に伝えている渡邉佐平商店さんをお薦めします。創業は天保13年(1842年)、今年170年目になります。こだわりの「純米醸酒」は本物の日本酒の姿、含んだときに広がる爽やかな香りと、まろやかな喉越しの優しいお酒です。日光にお越しの際には、是非お立ち寄り下さい。
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《取材情報》
取材日時 平成24年 3月 3日(土)
取材者 村上・内藤・門田見・浅野・大西・橋本・益子・吉川・松崎
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