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赤ちゃんも夢をみるのかしら! ”宇津救命丸 宇津史料館”

Posted by これトチ! : 2012年3月27日


みなさんこんにちは、これトチ!です。

先日、これトチ!を見てくれているお友達に『これトチ!取材って、何時も美味しいもの食べてて、良いんじゃない』って言われました。・・・・・・・・・あのぉ、それは誤解ですw

栃木のオススメ情報blogのこれトチ!は、隠れた名所もご紹介しています。

今回のオススメは、その昔お世話になっておりました“宇津救命丸”。

その発祥の地が高根沢町だと知り、取材に行って参りました。 

今回お世話になったのは、宇津救命丸株式会社高根沢工場主任の田村啓子さんです。田村さんは宇津救命丸に勤めて35年、現在は製品の製造に携っておられるほかに工場見学の案内もされている、まさに宇津救命丸の生き字引的存在、優しいお声と対応の素敵なご婦人でした。 

昭和30年代生まれのおじさん世代(歳がバレル^^;)にとって“宇津救命丸”といえば誰もが1度はお世話になった伝統的な小児薬です。 

宇津救命丸の創業は慶長2年(1597年)。初代宇津権右衛門氏が22代宇都宮当主、国綱の時に豊臣秀吉によるお家お取り潰しをきっかけに、現高根沢町(当時の下野国高根沢西根郷)に帰農したことから始まります。

現在の救命丸がいつ創られたか年代ははっきりしないものの、一説に寄れば、宇津家の門前に倒れていた旅の僧侶を宇津家の人たちが手厚く看病したところ、僧が世を去るときのお礼として差し出した1冊の書物に救命丸の処方が記されてあったといわれています。 

そんな救命丸の処方は、秘伝中の秘伝とされ、その製法は当主が屋敷の中にある「誠意軒」に籠もり口伝によって受け継ぐ“一子相伝”とされ、明治時代に公表されるまでは、どんな成分で出来た薬なのかは、当主以外は知ることが出来なかったそうです。 

明治時代に入り東京の薬問屋から当時の「宇津家の秘薬」であった救命丸をもっと広く世に出したいとの申し入れから製法も近代化し、名称も現在の「宇津救命丸」と変えて小児専門薬として一般販売が開始され家庭の常備薬として広く浸透していきました。 

今回訪れた「宇津史料館」には、そんな救命丸の生い立ちから現在に至るまでを、貴重な資料と田村さんの丁寧なご案内により知ることが出来ます。 

ここでは、救命丸の昔からのパッケージが一堂に展示されているほか、当時のテレビコマーシャル藤代清治画伯の影絵「赤ちゃんも夢を見るのかしら」など懐かしいものを見ることが出来ます。 

また、当時秘伝とされていた成分の生薬も展示されています。宇津救命丸は、4種類の動物性生薬と4種類の植物性生薬をバランスよく調合され、小児のデリケートな体質に適合した神経の安定作用、強壮作用、健胃整腸作用など、赤ちゃんの夜泣き・かんのむし・下痢といった症状に幅広くその効果を発揮します。

赤ちゃんが服用する薬ですから、その作用は比較的おだやかな生薬だけを使っており、その安全性と有効性は、長い実績と科学的な実験において証明されている“やさしいお薬”。 

現在の高根沢工場では、毎分5000粒の救命丸が製造されており、全国の薬局、薬店で販売されています。 

その他、今回ご案内いただいた敷地内には、史料館、宇津誠意軒の他に、栃木県高根沢町の指定文化財となっている宇津薬師堂があります。 

この建物は、宇津家の持仏堂で、本尊は薬師如来像、万治2年(1659年)の創建と伝えられています。現存する建物は総欅造りで、日光東照宮とほぼ同時期の建物といわれており、2011年夏、約40年ぶりに「一万燈祭」として一般公開されました。 

そんな栃木が誇る名薬に触れる旅!是非、訪ねてみることをお奨めいたします。

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《史料館情報》

宇津史料館

住  所:栃木県塩谷郡高根沢町大字上高根沢3987

見学時間:9時~12時/13時~15時

*見学をご希望の方は、必ずお電話にてご予約をお願い致します。

休館日  :土・日・祝日 (電話でお申込み下さい。)

予約電話:TEL 028-675-0361

HP  :http://www.uzukyumeigan.co.jp/

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《推薦者情報》

宇津救命丸史料館を推薦してくださったのは、株式会社JTB関東法人営業宇都宮支店 石崎さんです。 

《石崎さんからの推薦コメント》

昨年、栃木県の新たなる観光資源発掘の中で、産業観光を探している時に初めて知りました。

宇津救命丸・・・赤ちゃんの時に夜泣き、かんの虫で飲まされたご記憶はないでしょうか。

銀の小粒のあの薬の発祥地はなんと本県の高根沢町。

一度は耳にしたことのある身近なものであり、産業観光の観点からも面白く、1597年の創業以来400年以上

栃木県高根沢町で作られてきた歴史深い産業です。

しかしながら、認知度が低いように感じ、ご推薦させていただきました。 

宇津史料館は、宇津救命丸のご理解を深めていただくために、歴史に関する様々な資料が展示されています。

薬師堂は、江戸時代に人々は病苦から救われる事を願って建立され、高根沢町の指定文化財となっています。 

さらに驚く事に宇都宮・日光宮大工とも繋がりを持っています。

江戸時代より宇都宮氏の御殿医としても仕え、宇津救命丸の津は家臣で宇都(うつ)の苗字を拝命して名のり

後に宇津(うづ)と改名されました。宇津と改名後、全国に広まっていきます。

また、宇津のお社が敷地にあり、作風は公開されていませんが、日光二社一寺を作っていた、日光宮大工の作品。

小さな東照宮を思わせる雰囲気を持つ神秘的な建築物です。

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《取材情報》

2011年8月5日取材

村上、内藤、門田見、松﨑

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